着物の保管に最適な場所とは?

着物の保管に最適な場所とは?

着物の保管に良い場所は、家の中でも湿気が少なく、直射日光が当たらない場所です。着物専用の桐の箪笥がある家は問題ありませんが、現代の住宅事情では、そのような家庭は少ないと思います。

 

ということで、次に考えられるのは、押し入れの上部、天袋、もしくは普通の箪笥の上の空間を利用することです。通気性も良く、上部と言うことで湿気も溜まり難いので、着物の保管に適しています。ただ、ここで注意したいのは、この場所のすぐ上に上の階のお風呂場などが来ているとすると、これまた湿気のたまり場になっていますので、逆に高湿の可能性もありますので、よく確認をしておくことが大切です。

 

昔は、桐の箪笥に着物を沢山入れて嫁入り道具に持たせる、という習慣がありましたが、この平成の世の中の住宅事情では、着物以前に、箪笥を置くスペースすら限られているので、嫁入り道具という感覚すら薄れてきています。それでも、着物だけは黒留袖や訪問着など一般的に着られるものを持たせるという親御さんもいますし、おばあちゃんの形見やお母さんからのおさがりといった思い出深い着物を大切に保管している方もいると思います。思い出が詰まった着物なら、是非、大切に保管しておきたいものですね。